にかほの自然

にかほの自然

 2千メートル級の鳥海山と日本海に囲まれているにかほ市には、観光スポットが豊富にあります。その中から特におすすめのスポットを紹介します。

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鳥海山

 秋田県と山形県の県境に位置する鳥海山は標高2,236m、東北第2の高さを誇る独立峰で、日本百名山に選定されています。海岸線から山頂までの直線距離はわずか16kmと近く、五合目鉾立まで続く「鳥海ブルーライン」は格好のドライブコースとなっています。チョウカイフスマ、ニッコウキスゲ、イワギキョウ、ハクサンシャクナゲなど高山植物の花畑が見られるシーズンは登山客でにぎわっております。

  • 画像:鳥海山
  • 画像:鳥海山

 

登山情報はこちらをご覧ください。
 

日本海(象潟海水浴場・象潟海岸)

 半円を描いたような遠浅の入江状の象潟海水浴場は、「日本の夕陽百選」のひとつでサンセットビーチとして人気が高く、日の入り20~30分前から赤い太陽が徐々に海岸線へ沈んでいく様子は絶景です。また海水の透明度が高く「快水浴場百選」「日本の渚100選」にも選定されています。近くにはキャンプ場(有料)もあり、夏季はバーベキューを楽しむこともできます。

  • 画像:日本海

九十九島

 昔、「象潟」は百数十の島々が浮かんだ潟であり、古くから松島と並び称された景勝地でしたが、文化元年(1804年)の大地震で海底が隆起し陸地となりました。俳聖・松尾芭蕉の『奥の細道』(1689年)でも「松島は笑ふが如く、象潟は憾むが如し」と評され、「象潟や雨に西施がねぶの花」と詠まれたその島々は今も水田の中に点在し、当時の面影を伝えています。昭和9(1934)年に『国指定天然記念物』に指定され、道の駅象潟「ねむの丘」6F展望室から一望できます。

  • 画像:出つぼ

中島台・獅子ヶ鼻湿原

 鳥海山麓北側、中島台レクリエーションの森には、樹齢300年日本最大級の幹回り7.62mのブナの巨木「あがりこ大王」をはじめとする異形ブナ群が神秘的な空間をつくりあげています。約26ヘクタールの広さの「獅子ヶ鼻湿原」には、「出つぼ」といわれる伏流水が湧き出る湧水池、世界的に貴重な苔が群生しており、流水の中でボール状に発達した「鳥海マリモ」など見どころが多数点在します。獅子ヶ鼻湿原は『天然記念物指定区域』です。

  • 画像:出つぼ

    出つぼ

  • 画像:あがりこ大王

    中島台リクリエーションの森内の奇形ブナ
    「あがりこ大王」

元滝伏流水

 鳥海山に染み込んだ水が長い歳月をかけ、幅約30m高さ5mの岩肌一帯から一日5万tもの水が湧き出し、一年中枯れることのない幾筋の水は、美しいしずくの軌跡を描き出しています。「平成の名水百選」に選定されており、白い水と緑の苔のコントラストが、幽玄な雰囲気を醸し出しています。滝周辺は外界に比べ気温が低く、格別の清涼感を味わえます。

  • 画像:元滝伏流水

仁賀保高原

 鳥海山の北麓に広がる標高約500mの丘陵地帯で、広々とした牧草地、その鮮やかな緑に点在する大小の湖沼、湿原そして四季折々に草花が咲きその中をたわむれるジャージー牛の姿は、牧歌的風景を満喫させてくれます。高原からは、眼下に広がる日本海、遠くに男鹿半島が望まれ、ふり返れば奥羽の山並みと秀麗鳥海山が目の前に見られ、360度のパノラマを楽しむことができます。

  • 画像:仁賀保高原

勢至公園

 市民の憩いの場となっている県内でも有数のさくらの名所です。1,000本にも及ぶソメイヨシノが空を覆い尽くし、静かに水をたたえる観音潟と竹嶋潟、仰ぎ見る鳥海山との組み合わせはまさに絶景で、昭和52年には新観光秋田30景の1つに選ばれております。春には県内で一番先に桜が開花することでも有名です。

  • 画像:勢至公園

にかほ市役所 商工観光部 商工政策課
〒018-0192 秋田県にかほ市象潟町字浜ノ田1
にかほ市役所象潟庁舎
電話:0184-43-7600 Fax:0184-43-3239

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